フィリピン時代を想い出してみました ；I REMEMBER THE PERIOD AT THE PHILIPPINES

1. フィリピンの2社の技術支援係を引き受けることになりました。当時、イラン2社、ギリシャ、ポルトガル各1社を引き受けておりましたので、担当が増える事には抵抗がありましたが、海外での付き合いが増えることは、歓迎すべきかとも思いました
2. 早速現地担当者との顔合わせも兼ねて、活動計画協議のため、フィリピンを訪問することになりました。現地の工場運営改善計画の目標を決め、活動に入ってもらいましたが、1社は活動が活発で、もう1社は遅々として進んでいませんでした
3. 現地工場責任者に活動が活発な会社を訪問してもらい、活動の進捗を見てもらい、勉強していただきました。その後、2社が競う形で、活動に拍車がかかってまいりました
4. 部長の発案で、タイの1社に参加してもらい、フィリピンの2社と工場運営改善発表会をフィリピンで実施することになりました

工場運営改善発表会

1. 工場運営発表会を実施することに決定すると、改善に拍車がかかってきました
2. 工場運営の基本である5S（整理・整頓・清掃・清潔・躾）から始めなければならず、工場の美化がスタートでした
3. 工場運営改善状況を見させていただき、発表会ができる状況であることを確認することから取り掛かりました。2社に亘っていることもあり、各社特徴を活かしていただくことにしました
4. 各社1日を割いていただき、無事終了することができました。これが私の最後の仕事になりましたが、この活動が継続されることを祈っていました
5. この計画に賛同していただいた経営者の方々に、感謝しております

工場運営改善発表会参加メンバー

1. フィリピン・マニラ市街地にあった工場を新たに開発したサンタ・ローサ州ラグナ・テクノパーク（ラグナ工業団地）に移設する国家的プロジェクトがありましたが、私もそのプロジェクトで移設・新設された工場に派遣されました。2か月間マニラからラグナ・テクノパークに高速道路で通勤しました。通勤に１時間位かかりました
2. 日曜日のみの休日をいただきました
3. 朝はホテルで朝食を取り、昼食は現地食をいただき、夜はホテル近くのレストランで食事をしました
4. 帰国近くになって、テクノパーク内に日本食レストランが営業を開始した。感謝しております
5. 機転を利かせなければできない仕事でした

ラグナ・テクノパーク

1. 品物を入れるパレットのサンプル品の設計でした
2. パソコン使用環境になく、三角スケール一丁で設計図面を書きました
3. 昼食は現地食でした。スープがメインの料理でした
4. 後半は料理ができる方がおれらましたので、日本食をいただきました

ラグナ・テクノパーク現地建設事務所

1. 1994年1月に初めて入国しました。最終は1996年9月に出国しました。地下鉄サリン事件があった1995年3月にも事件発生前日に入国しております。私も通勤で日比谷線を利用しており、フィリピンに出張していなければ、事件に遭遇していた可能性がありました
2. 1994年10月の出張時はツイン台風に遭遇しました。停電が発生し、工場は自家発電でまかなったようです。電柱も倒れた所があったようです
3. ホテルの入浴で途中お湯がでなくなり、対策は、体をタオルでマッサージして、体を温め、冷水でも冷たく感じられなくすることです。2回位体験しました
4. 帰国近くになって、テクノパーク内に日本食レストランが営業を開始した。感謝しております
5. 孵化（ふか）寸前のゆで卵を勧められた事もありました

勤務していた付近のラグナ・テクノパーク

私のパスポート物語8

8.1 フィリピン入出国状況
1. 1994年1月24日成田出国、1994年1月30日成田入国；マニラに業務出張
2. 1994年10月17日成田出国、1994年10月27日成田入国；マニラに業務出張
3. 1995年3月19日成田出国、1995年3月31日成田入国；マニラに業務出張
4. 1995年11月12日成田出国、1995年11月25日成田入国；マニラに業務出張
5. 1996年7月5日成田出国、1996年8月5日成田入国；マニラに業務出張
6. 1996年8月13日成田出国、1996年9月2日成田入国；マニラに業務出張
【エピソード】
マニラ便で驚くことは、どなたも手荷物が多いことです。段ボール箱が多く持ち込まれます。自分の荷物はバッグ一個ですが、時間が掛かって直ぐには出て来ません。気長に待つ事です。その上、コンベアーがよく停止したものです

ヒマワリ畑に出会いました；動画ファイル（MP4）